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公開日:2021年12月28日
最終更新日:2022年4月1日

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脱臼は転倒や衝突などの衝撃が関節に過剰にかかり、関節が異状な状態になる外傷です。

今回は脱臼の状態や原因、起きやすい部位や治療法などについて解説しますので、脱臼の知識を深めていただければと思います。

院長:伊藤良太

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脱臼とは

「脱臼とは」ということで

についてそれぞれ見ていきましょう。

状態

脱臼は、骨と骨をつないでいる関節部分が、何らかの衝撃を受けたり動かした際に、骨が元の位置からズレれてしまった状態のことを言います。

肩を例にすると写真のような違いがあります。

脱臼はさまざまな関節に起こる傾向があり、特に肩の脱臼は頻度が多い傾向です。

また脱臼には、

に分かれています。

さらに完全脱臼には、次のような状態に区別されていて

の2種類があります。

原因

脱臼の原因には、

があります。

脱臼の原因が幼児期の骨髄炎や関節炎によるものの場合は、関節を覆っている関節包の内部が炎症し、それによって過剰に分泌された滲出液が溜まります。

すると、関節包が滲出液の圧によって過度に拡がり、関節がゆるくなって脱臼が生じるのです。

外傷性のものでは関節を構成している靭帯や筋肉、そのほかの組織がその外力に耐えきれずに脱臼を起こしてしまいます。

症状

脱臼の症状には、

などがあります。

関節の変形・変位や弾発性固定は脱臼固有の症状で、骨折ではみられない症状です。

腫れや内出血も骨折ほど早く、しかも顕著には現れません。

そして痛みですが、脱臼している間は続きますが、整復・固定により痛みはかなり小さくなります。

もちろん関節が脱臼しているので自分で動かすことはできませんし、骨が血管や神経に触ると脱臼した部位から先(末梢)に何かしらの症状も現れるでしょう。

脱臼の起きやすい部位

脱臼の起きやすい部位は、

になります。

その中でも肩関節脱臼が最も起きやすく、全体の脱臼の中でも50%ほど起きているというデータも。

そのほか、顎や鎖骨、膝も再発する可能性のある関節です。

適切な処置や治療を受けていないと再発してしまうケースもありますが、肘や股関節では再発するケースはほとんどないでしょう。

その理由には

が挙げられます。

肩にも筋肉はあり、関節を安定させることは可能で、しかも動きによって再発予防は可能なのですが…

詳しくは後ほど。

脱臼の種類

脱臼にも種類があり、

の三つに分けられます。

反復性脱臼とは:外傷によるもので、少しの力でも脱臼を繰り返すもの。治療が不十分、または筋や腱などの因子によって起こる

習慣性脱臼とは:外力がないにもかかわらず起きる脱臼。骨や軟骨の発育障害、関節が緩い、心因性などによって起こる

随意性脱臼とは:患者さんの意思で脱臼し、自分で戻すことが可能な脱臼

脱臼の分類に三つもあるのは驚きかと思います。

肩の脱臼が最も起きやすい理由

脱臼が肩にもっとも起きやすいと言われているのは、肩の構造に理由があります。

肩の関節は大きさのある上腕骨頭(1)という部位と、関節窩(かんせつか:2)という受け皿によって成り立っています。

小さなお皿の上に大きなボールが乗った不安定な状態になっているため、元々の関節の構造体として安定感が弱い肩は、特に脱臼になりやすいのです。

左が肩関節、右が股関節になり、肩関節はの大きさに対してのが小さいことが明確です。

逆に股関節は、骨の頭の部分である「骨頭(こっとう)」が、骨盤の中に少し入っているのが画像から見えるでしょう。

ハマりが浅いのか、深いのかで脱臼のしやすさには大きな違いがあるのです。

脱臼の治療法

脱臼の治療法は、初めての場合と反復性脱臼、習慣性脱臼のそれぞれに違いがあります。

ここでは主な治療法について見ていきましょう。

脱臼が初めての場合

どこの関節でも初めての場合はこのような流れになります。

顎に関してですが、整復後はあくびや口を大きく開けないなどの注意をするくらいで、固定をしないのが現在の治療法です。

肩の脱臼も初めてのうちにしっかりと治しておけば、反復性・習慣性脱臼の予防につながります。

反復性・習慣性脱臼になる方のほとんどは「痛くないから通院をやめた」という理由が圧倒的に多いです。

先生が「大丈夫!」というまで、最後まで治療・施術を続けましょう。

状態と部位によっては手術、というのは特に膝関節に当てはまります。

膝関節が脱臼をすると周りの靭帯損傷はもちろん、半月板やそのほかの組織損傷も起きてしまうため、手術が検討されるのです。

反復性脱臼の場合

反復性脱臼の治療法には

主に反復性脱臼には肩と顎、膝に当てはまりますが、ほとんどのケースは肩の脱臼で起こります。

その後、痛みや状態が軽減してきたら可動域制限の確保と、筋力強化を行います。

肩関節脱臼では関節包が破れると、肩の安定性が顕著に落ちるため初めての脱臼が起きた際にでも手術にて関節包を戻して、再脱臼を予防することも。

関節包が破れたままにしておくと、

など、大きな外力がないにもかかわらず脱臼し、日常生活にも支障をきたしてしまうのです。

習慣性脱臼の場合

習慣性脱臼の治療法では

習慣性脱臼では発育障害や心因性などの要因もあるため総合的な判断のもと、治療方針は決められる傾向にあります。

脱臼をした際の固定期間の目安

脱臼をした際の固定期間の目安は

あくまでも固定期間は目安ですので、参考程度で覚えておいてください。

組織の修復を早めるにはこちらをご覧ください。

手や足の骨折を早く治す方法は?骨の回復を早める秘訣を教えます

脱臼を自分で治すには

「脱臼を自分で治す」の項ではありますが、実際には「自分で治す」よりも「自分で早く治すには」という方が適切です。

脱臼を自分で治すことはできません。

なぜなら【外れた関節を自分で戻すことはできるでしょうか?】ということです。

脱臼の痛さと初めて見る自分の関節の状態の怖さで、動かすことができないでしょう。

そのような理由から「自分で治す」は適切ではなく、「自分でも早く治すには」の方がより適切なのです。

ということで、自分で早く治すには、

などを行うと、日に日に症状や状態の変化を早めることが可能です。

どこの関節も固定期間があることと、組織の炎症などにより固定が取れてもすぐには動かせません。

ですが、炎症が治ったならばその後は積極的に日常生活の中で使うことで関節の可動域は取り戻せます。

痛いとどうしても動かさなくなってしまいがちですが、動かさないと関節は固まったままになり、以前のように動くまでさらに期間を要してしまいます。

動かせる痛みと状態の判断は先生にしかできません。

わからないことも含めて、積極的に先生とコミュニケーションをはかりましょう。

脱臼に関する疑問集

続いては脱臼に関する疑問にお答えしていきたいと思います。

脱臼が整復された後はどんな状態?

脱臼が整復された後は、

などの状態です。

このほか、血流や神経に異常がないかなどの検査も整復後にも行います。

脱臼した時の痛みはどのくらい?

脱臼した時の痛みは、整復を何度も試みたり、整復動作が雑の場合には、その際の刺激が組織を損傷してしまい2~3週間ほど強い痛みが続くケースもあるでしょう。

ですがほとんどのケースでは、1週間程度で強い痛みは落ち着いてきます。

ちなみに痛みの感じ方ですが、骨折のようなズキズキした痛みではありません。

脱臼をした後、冷やすのはいいの?

脱臼は捻挫や打撲、骨折などと同じように、RICE処置が基本です。

脱臼後は2~3日程度は患部を冷やすようにすると、炎症反応が鎮静しやすくなります。

まずは腫れを最小限に抑えることが治療の第一歩です。

アイシングについてはこちらをご覧ください。

アイシングを効果的にする方法、時間と回数、やりすぎない為の注意点

脱臼を放置するとどうなるの?

脱臼をしても適切な処置をせずに放置していると、

などのリスクがあり、脱臼をそのままにしておくと筋肉が防御反応を起こし、麻酔なしでは整復ができなくなるでしょう。

筋肉が防御反応を起こすとかなりの力を要するため、整復時に周りの組織も痛めてしまいがちです。

脱臼は放置はすべきではありませんし、そもそも脱臼を意図して放置する人はいないと思いますが…

脱臼すると手術するの?入院期間は?

肩関節の反復性脱臼では手術が検討され、関節鏡を用いた手術により2~3日程度の入院が一般的です。

そのほかの部位である、顎も反復性脱臼でも手術が適応されますが、肩関節打球に比べるとかなり少ない数になります。

膝関節の脱臼では靭帯や関節包の損傷のため、一度目の脱臼でも手術の適応となるでしょう。

脱臼の合併症とは?

脱臼に重篤な合併症が発生するのは稀なケースではありますが、中には脱臼によって、

が見られる場合も。

同時に皮膚の破れが起きると、感染症などの合併症のリスクが高まる傾向にあり、

とともに発生しやすい傾向にあります。

脱臼の後遺症とは?

脱臼の後遺症には、

などが挙げられます。

血管や神経症状以外は固定後のリハビリにより解消・防ぐことは可能です。

しっかりと最後までリハビリを行いましょう。

【まとめ】脱臼について

本記事では脱臼の原因や症状、治療法についてお伝えしてきました。

脱臼後は筋肉量の回復や関節可動域の改善、そして周囲の組織損傷の回復をする治療が必要です。

決して自己判断や放置をせず(しないとは思いますが…)に、先生の治療・施術を受けてくださいね。

院長:伊藤良太
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仙南 白石接骨院いとう(院長:伊藤良太)
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