自分で早く治す!打撲の対処法とセルフケアの方法をお伝えします!


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本日は「自分で早く治す!打撲の対処法とセルフケアの方法をお伝えします!」という内容になります。

打撲も部位によって、とても危険なこともあります。

部位と症状によって、対処法も変わりますのでこの機会に覚えておいてくださいね。

最短の期間で自分で治す方法をお伝えしますので、もし、お子さんやご家族の方がなってしまったら是非とも行ってみてください。

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院長:伊藤良太
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打撲とは?

打撲とは、

強い力で皮膚が圧迫されることでできます。腫れ(腫脹)やあおあざ(皮下出血斑)を伴います。切り傷とは違って、強い力が加わるため、キズの縁は不規則で皮膚の欠損を伴うこともあります。また、怪我をする部位により骨折や神経の損傷などを伴うこともあります。

打撲:日本創傷外科学会

スポーツの現場や交通事故などで多く発生します。

痛めてからの対処法とは?

一番の対処法として実践されているのが《RICE(ライス)処置》です。

ポイントは

となります。

目的は、痛めた組織の炎症を最小限に抑えることです。

組織が損傷している時に動いてしまうと、内部では炎症物質が分泌され、腫れが大きくなったり、痛みも同時に強くなってしまいます。

RICE処置をすることで、血管が縮み、炎症物質が出る量を少なくし、固定や挙上により内出血の量も少なくするのです。

初期の対処を適切に行うことで、翌日には「痛くても普通に動ける」なんてことも普通のこととなります。

何事も初期対応が大切ということですね☆

実はこのRICE処置における大きなポイントがあるのです。

RICE処置をより効果的に行うポイントとは!?→こちらをクリック!

部位別の症状と対処法

ライス処置ももちろん大切な処置ですが、その後の流れもとても大切ですので、是非ともお見知りおきください。

頭をぶつけたとき

ぶつけた後はむやみに動かさず、数分程様子をみるべきでしょう。

患部の状態も確認することも大切ですが、まずは本人の意識の状態と身体の状態を確認します。

意識障害もなく、ハッキリと受け答えできるようであれば、患部を冷やし、ゆっくりその場から動きましょう。

痛めてから、頭痛やめまい、ふらつき、意識障害などがある場合には迷わず救急車を呼ぶ、もしくは医療機関を受診してください。

頭部の打撲は大変危険ですので十分な対応が求められます。

一番は素人判断をせずに、医療機関に行くことが最も適切かと私は考えています。

首や背骨をぶつけたとき

ここの打撲も頭部と同じくらい危険です。

痛めてから確認することは

を確認してください。

少しでも異変や感覚の異常がある場合や、痛めてから患部がすぐにズキズキ痛む場合は、骨折の疑いがありますので、その場から動かさず、救急車を呼びましょう。

ライス処置を行うのは、呼吸が出来ること、感覚異常がないこと、思い通りに手足が動くことを確認してからにしましょう。

この時、挙上と固定は難しいので冷やしながら少し押さえつけるように圧迫を行ってくださいネ!

胸をぶつけたとき

痛みはもちろん、呼吸異常や吐き気、ズキズキ痛むときにも注意が必要です。

呼吸と同時に痛んだり、ズキズキとした痛みの時には、胸の骨や肋骨の骨折が疑われます。

ライス処置よりも患部の固定が優先した方が早急に楽になるでしょう。

でも、押さえつけすぎると痛みが増すこともあるので、すぐに医療機関に受診し、適切な処置を受けてください。

手足をぶつけたとき

一番最初は骨折の有無の確認が必要です。

骨折がある場合には

となります。

骨折の疑いがある時には医療機関や接・整骨院で適切な対処を受けましょう。

当院では超音波(エコー)にて患部の状態を確認しています。

レントゲンにも写らない細かな骨の損傷も見えますので、「レントゲンでは異常はないけど結構痛い」という時には、超音波にて患部を一度みてもらうことをオススメします。

写真は0.4ミリの幅でも映りました。

レントゲンでは3ミリ程度の骨折でも、角度によって写らないこともありました。

痛みや症状の感じ方には個人差がありますので一概にはいえませんが、上記の項目を判断基準にして行動されるとよいでしょう。

打撲と骨折に見極め方はこちらをご覧ください。

打撲と骨折の見分け方とは?見た目や症状の違い、部位別の見分け方をご紹介

さて、骨折がないとしましょう。

その日のうちは、RICE処置行ってください。

夜の間は凍傷にならないように湿布に張り替えましょう。

当日、もしくは翌日の医療機関に来院するまで、包帯などで圧迫すると動きやすいですよ☆

打撲を自分で楽にする方法

打撲を自分で楽にする方法はどの部位でも出来ますので実践してみてくださいネ!

方法はいたって簡単♪

《ぶつけたところと真逆の所を押す》だけです。

例えば太ももの外側をぶつけたとしましょう。

いわゆる「ももかん」です。

かなり痛いですよね。

では、早速ぶつけた外側の真逆である内側を指で押してみましょう。

そこを押したまま動く事で、先ほどまでに感じていた痛みより楽に、スムーズに膝を曲げられるかと思います!(^^)!

動画にて打撲を楽にするセルフ施術をご紹介しています。

ご興味のある方はこちらをクリック!

楽になったポイントにスパイラルテーピングを貼ると効果が持続します。


【スパイラルの田中】エクセル スパイラルテープ Bタイプ ×5シート

当院でも同じ処置をしております☆

最初のうちは難しいかもしれませんが、真逆周辺を少しずつずらし、押しながら動く事でポイントも見つけられるかと思います。

頭ではたんこぶの反対側、胸も背中側を押す、腰ならお腹のポイントを押します。

頭頂部をぶつけた時には、ポイントが顎にくることもありますよ(=゚ω゚)ノ

《打撲をしたら真逆を押して、テーピングを貼る》

適切にポイントを抑えることができると、翌日には普通通りに動けるでしょう!

まとめ

いかがだったでしょうか?

打撲もその場で自分で楽に出来るのです。

お子さんがいる方は、これからたくさんの打撲に出会うことでしょう。

そんな時は《打撲をしたら真逆を押す!》です☆

是非とも行ってみてくださいネ!(^^)!

本日もお読みいただきましてありがとうございます☆

【関連記事】「突き指をした中学生。」はこちらから!


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