寝違えた!首が回らない…。
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皆様こんにちは! 院長の伊藤です。
本日は「寝違え」について書かせていただきます。
Contents
首が動かないっ!!
皆さんも一度は経験があるかと思います。
・朝起きたら首が回らない。
・少し動かしただけで激痛が走る
・その姿勢から動けない… などなど。
本当につらいですよね。
運転も儘ならなくなりますので仕事、日常生活にも大きく影響してしまいます。
寝違えとは?
寝違えとは、
睡眠中に無理な姿勢を取ったり、無理な首の動かし方をすることで首の筋肉に負担がかかり、
筋違えを起こして筋肉痛に似た痛みが生じる症状のことである。
症状は軽い場合から重い場合まで様々であり、寝違えによってプロスポーツ選手が欠場することもある。
※ウィキペディアより引用
なにせ睡眠中のことですので最適な姿勢をキープし続けることは難しいでしょう。
そして寝返りも必要ことなのです。
寝ている人間を自動で返してくれる「人間自動フライ返し」なるものでもあれば別ですが…〔冗談です〕
寝違えの原因は?
寝違えにはいくつかの原因があります。
1〕睡眠時の姿勢が問題で、首の関節や筋肉にかかっていた負担が原因の場合
2〕慢性的な肩こりやリウマチが原因の場合
3〕横向きで寝る場合に枕と肩の高さが合わない場合
それらの要因で寝ている間に頸部にある筋肉や関節などの周りの組織を損傷し痛みを伴うとされている。
睡眠時の体位によって腋窩神経が圧迫されることによって寝違えの症状が出るとする風説もあるが、
腋窩神経の支配筋は三角筋を代表とする肩筋群であり、頸部の回旋と司る斜角筋群とは無縁であるため、疑問が残る。
寝違えによる痛みが筋虚血によるものであれば、運動やストレッチなどにより血流の改善を図ることで解消される場合もある。
逆に靭帯損傷や靭帯の炎症である場合、伸展刺激などによって症状が悪化する場合もあるため、無理な運動は控え、安静にしておくべきである。
通常は数日以内に解消するが、症状が取れない場合や、堪え難い場合、
また、眩暈や手足のしびれ、麻痺などの他の症状が伴う場合は医療機関への受診も考慮されうる。
※ウィキペディアより引用
原因は主に1〕~3〕の要因が複合的に関係しあうことで寝違えになり易くなると私は考えています。
肩こりの自覚は無くとも実際に触れてみると筋肉が硬い方もいらっしゃいますし、
ほとんどの患者さんは枕と頭の関係は合っていません。
大人がたまにうつぶせ姿勢で寝ると、1〕の原因により簡単に寝違えを起こしてしまいます。
寝違えの対策方法は?
先ほどあげた原因と1〕~3〕を改善することで減らすことは出来ます。
でもそれが難しいですよね。
では当院での患者さんへのアドバイスを書かせていただきます。
枕と頭・首との関係
枕と頭の関係をご説明します。
患者さんの枕の使い方が、実は間違っている場合が多いです。
・枕と首の間に隙間はありませんか?
→枕が必要なのは頭ではなく、首なのです。
・枕が高すぎて首がうなずくようになっていませんか?
→首の後ろが伸ばされることで緊張状態となってしまいます。
のどが苦しくなりいびきの原因にもなります。
・横向きになった時、身体に対して首だけが上に〔身体に対して横〕になっていますか?
→首に伸ばされる力がたえず働き、筋肉を緊張状態にし続けます。
上記のことはとても重要です。
朝起きてなんだか首周りがだるい、張っている、スッキリしないのは
枕と首・頭が合っていないと考えて良いでしょう。
市販の低反発の枕は当院ではお勧めしていません。
より首に合った枕の使い方・形をお伝えしています。
中にはオーダーメイドで枕を作った方もいます。
〔かなり良いみたいですよ♪〕
当院の枕も真ん中が凹んでいて、両サイドは高さがあります。
患者さんにとても好評です☆
筋肉の硬さ
上記3つの枕の使い方に当てはまり、
肩こりや首こりを感じている方は特に寝違えになりやすいです。
肩こりや首周りの筋肉を緩めるにはりセルフストレッチが効果的でしょう。
そして、背中周り〔肩甲骨〕の筋肉も大きく関与しています。
なかなか肩甲骨の存在に気づかない方が結構多いです。
デスクワークやスマホ操作時になると背中が丸くなり、いつも肩・背中の筋肉に負担をかけてしまいます。
これでは寝違えの素地を作ってしまいます。
意識して姿勢を気をつけてみましょう!
痛くなったらどうするの?
では痛くなったらどうすればよいのでしょうか?
冷やすと楽になる方もいれば、温めると楽になる方もいらっしゃいます。
どちらもリスクがあるのでご注意を!
・冷やした場合
炎症性の場合は効果的ですが、かえって筋肉を硬くし、動きを抑制してしまうこともあります。
・温めた場合
筋肉だけの悪さであればとても効果的ですが、炎症性の場合は痛みが増すことも…。
どちらを選択するかはリスクがあることをご理解したうえで、自己責任で行ってください。
当院では冷やす、温めるアドバイスや肩・首周り、肩甲骨周りの筋肉をソフトな施術で緩めます。
そして、肩甲骨と肋骨の関係も仲良くします。
仲の悪い状態は下記のような状態です。
首が前に垂れ、背中が丸くなる猫背になり
↓
背中が丸いため十分な呼吸が制限され、呼吸が浅く小さくなる
↓
その後も改善が無ければ肺は広がらず、背中が丸まったまま固まってしまう〔ゆくゆくは円背へと…〕
↓
首や首周りの筋肉の緊張状態によって再発、もしくはいつまでも痛み、重み、張り感が続いてしまいます。
白石接骨院いとうの施術は…
肩甲骨と肋骨の関係を仲良くするとは、
お互いギスギスになった肩甲骨と肋骨のを柔らかくするということです。
結果、呼吸も楽になり、寝違いの痛み・動きの制限も大きく改善します。
ただ呼吸をしていただくだけです。
肩甲骨と肋骨を緩めたら首・肩周りの筋肉を妙見活法・遠絡療法にて緩めます。
マッサージや矯正など一切しませんし必要ありません。
痛みをともなう施術も致しません。
硬い状態の首の筋肉を揉んだら…
翌日布団から起きられないかもしれません。
ソフトな施術でその場で身体が楽になるのを体感出来るかと思いますよ♪
なってしまったらすぐに!数日経っても痛みが続くようでしたら仙南 白石接骨院いとうへどうぞ!
本日もお読みいただきましてありがとうございました☆
【参考記事】寝違えた時にしちゃいけないこととは…?
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カテゴリ:首の痛み
タグ:仙南白石接骨院いとう,冷やす,呼吸,妙見活法,寝違え,温める,筋肉,緊張,肩,遠絡療法,首