スキーで膝を捻っちゃった!


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皆様こんにちは! 仙南 白石接骨院いとう 院長の伊藤です。

本日はスキーで膝を痛めた女性について書かせていただきます。

膝を捻った!

私はスキー場にて応急救護の仕事もしており、その日はちょうど出勤していました。

無線にて怪我人が出た、との連絡が入り現場へ急行。

いつも現場に着くまでは「大事になっていなければいいな…」と思いながら向かいます。

いざ現場に着くと救護を待っていた方たちと談笑していたので一安心しました。

何故一安心するかというと、無線での連絡内容は情報のほんの一部ですので、現場での状況とは必ずと言っていいほど一致しません。

「足を痛めたらしいです」との連絡で現場へ行くと大きな骨折であったり、
「痛くて動けないらしいです!」と聞きいざ急行すると「足がつっただけ」などなど
驚いたり、逆に安心することも多々あります。

ケガの状況は!?

さてさて患者さんにお話を伺うと…

1月28日の大会のため練習していたのですが、雪面でバランスを崩し転倒、その場から動けないとのこと。

膝を捻り、その場から動くのが痛い状況でした。

触診をしてみると太ももの内側の筋肉が異常に緊張し、動きも膝を開いたり閉じたりの動作で痛みを訴えていました。

その場で妙見活法にて太ももの筋肉を緩め動いてもらったところ、痛みなく動けるように。

続いて立って歩けるように施術しました。

雪面はでデコボコのせいもあり歩く時や体重をかけた時の痛みはありましたが
なんとか自力でスノーモービルに乗ることが出来ました。

その後の施術は詰め所(パトロールが待機している部屋をそう呼びます)で行いました。

軽装になってもらい膝の曲げ伸ばしや加重に対しての施術を妙見活法にて対応。

すると「怖い怖い…」を話しながらも歩けるようになり、笑顔も見られました。

大会には間に合うの!?

さてさて大会まであと1週間…

不安な様子で聞いてきたので私はこう答えました。
「明日の状態を診て判断しましょう」

私は直後の施術でかなりの変化があったので大会が出られると判断しましたが
一日経つと症状が変化するのもよくあることなのでそう伝えました。

次の日の来院時には普通通りに歩いてきたので「いける!」と思いました。

それから毎日5日連続で施術した結果は、

日常生活では痛み無く生活できるほどになりましたが、いざ雪面で滑るとなるとまた話は別。

じつは4日目の施術後にテーピングを巻いて試し滑りに行っていただきました。

緩斜面は問題なし、急斜面は新雪のため自主的に回避したそうです(正解正解♪)

競技は4種目、そのうち膝にとても負担のかかる「コブと小回り」があります。

これさえ乗り切れば何とか上の大会へ行けるとのこと。

前回よりテーピングの強度を増し、当日本番初日。

いつもより「大回り」は乗れていたそうです(怪我の功名?)

バランス競技の場合は、ケガによって重心の位置が変わるのでこのようなことはよく起こります。

問題の二日目。

前日に巻いたテーピングをそのまま保存し臨みましたが、やはり緩みがあったとのこと。

これはもう仕方が無いことですね。

本来テーピングとは競技前に巻き、本番前にも巻き直すほどです。

ですが今回は大会当日私は勉強会だったので不在、取らずにそのまま残していただくことに。

テーピングが緩いせいもあり痛みがありながらも無事転倒せず完走、
結果も無事に上の大会へ行けることになりました!

(良かった良かった♪)

その大会まで後1ヶ月。

完全に痛みをなくした状態で出ることが目標です。

現状では痛み無く出られるものと考えています。

大会に出られた要因は何?

その要因は大会翌日に、、、
①炎症症状が無かったこと
②水が溜まらなかった
③日常生活に支障が無い
④他動、自動とも膝が完全に曲げられる

因みに傷めた箇所は内側側副靭帯です。

テストを行うとドンピシャで当てはまっていました。

痛みが早く無くなった理由

なぜこれほどまでに変化が早かったのか?
①負傷直後に施術を行った
②靭帯損傷でも炎症症状がなかった。
③妙見活法により筋性防御をなくし余計な負担を軽減した

直後に施術を行ったこと、炎症が無かった、のは本当に大きな要因だと考えています。

妙見活法は術者の「手」さえあればどこでも施術が出来、姿勢も問いませんので雪上でも行えたのです。

しかもその場で変化が実感できるので、次々動作が変化し、改善していくのが体感できます。

道具が無ければ施術が出来ない…というのはなんとも頼りないものです。

炎症症状に関しては、炎症がなければ早期に本来の動きを取り戻しやすくなります。

これはスポーツ選手にとってとても大切なプロセスだと考えています。

動き方を忘れたり恐怖感がのこるのは、かなりの障壁となります。

「いかに早く以前と同じ動きが出来るか」
が早期復帰にはとても重要な要素です。

プロでの場合メディカルチェックがあり、少しでも異常が見つかると契約が破棄されることもありますが、
プロでなければ痛み無くスポーツが出来ればいいのでは?と私は考えています。

少しでも早く競技復帰したい方の後押しが出来るよう毎月、毎週勉強を積み重ねています。

どこに行っても変化の無かった方は是非当院で一度施術を受けてみてください☆

きっと良い方向へ導けるけかと思います(´▽`*)

 

本日もお読みいただきましてありがとうございます!

 

【関連記事】「自分で早く治す!打撲の対処法とセルフケアの方法をお伝えします!」はこちらから☆

 

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