筋肉痛になってしまう原理と症状や改善方法とは?


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こんにちは、白石接骨院いとうです☆

本日は「筋肉痛になってしまう原理と症状や改善方法とは?」という内容になります。

筋肉痛は文字通り筋肉が痛む症状ですが、筋肉痛が起こる明確なメカニズムは未だに分かっていません。

そのため、筋肉痛が起こる原因は様々な説が唱えられていますが、有力な情報を元に解説していきます。

筋肉痛が起こらないようにするための予防方法や解消方法はあります。

筋肉痛にならないようにしたり、筋肉痛を早々に解消したい人は是非とも最後まで読んでみてくださいね。

それでは、筋肉痛が起こる原因や予防方法、解消方法についてご説明しましょう。

院長:伊藤良太
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筋肉痛が起こる原因とは?

筋肉痛が起こるのは、基本的に筋肉を動かすことに慣れていない状態で不慣れな運動や激しい運動によって筋繊維が傷ついたことによって起こるものです。

運動をした後の身体の不調ではありませんので安心してくださいね。

もし、思い当たることがなく、身体に筋肉痛の様な痛みを感じ、何日も続く場合には病気も疑われますので病院にて、きちんと診察を受けた方が良いでしょう。

なお、筋肉痛には『即発性筋肉痛』と『遅発性筋肉痛』の2種類があります。

即発性筋肉痛とは、筋トレなどをしている最中や運動した直後に起こる筋肉痛です。

筋肉痛は基本的に運動を行うと筋肉への血流が不足しがちになり、酸素不足の状態になることから痛みを発生させる物質も蓄積されます。

動く事で同時に筋繊維も痛めてしまうのです。

そして、痛み物質が蓄積し、すぐに身体が感知することで即発性筋肉痛を発生させます。

即発性筋肉痛は、上述したような一般的な筋肉痛のことです。

遅発性筋肉痛は、運動直後などの痛みが発生することは基本的にありませんが、数時間後や数日以内に遅れて筋肉痛が発生するのが特徴です。

遅発性筋肉痛が起こるタイミングは年齢や運動量、筋肉量など個人差によるところが大きく、人によって症状の出方や出るまでの時間に違いがあります。

数時間後に痛みを感じる人もいれば、数日経ってからようやく痛みを感じる人もいます。

なぜこのような症状の出方になるのかというと、運動後の疲労物質が時間をかけて蓄積され、蓄積された疲労物質に身体が「痛み」として感じるのです。

この疲労物質の溜まるまでの時間や分泌される量により、遅発性筋肉痛が起こるまでの時間を決めるのです。

年齢を重ねると筋肉痛を感じるまで遅くなる、というのも二つの要因が考えられます。

疲労物質の出る量が若い人に比べて緩やかというのが一つ、もう一つは、痛みとして感じる感度も年齢と共に鈍くなってしまうことが要因になります。

防ぐ方法としては、定期的に運動を続けることが一番の対策となるでしょう。

筋肉痛の症状

筋肉痛が起こりやすい原因は、筋肉の伸び縮みの動きにあります。

筋肉は収縮と弛緩を繰り返して動いています。

この収縮と弛緩の運動を伸張性運動と呼ばれており、この動きによって筋肉の負担がかかるほど筋肉痛になりやすいと言えるでしょう。

一番負担のかかる動きは伸ばされながら縮む動きです。

動きを例えてみますね。

分かりやすい例が「腕相撲で負けている時の腕の筋肉の状態です」

他には、うさぎ跳びの着地の時、日常では階段を下りている時の太もも前の筋肉で起きている状態で、引き伸ばされながらも縮もうとしている状態になります。

この動きは最も筋肉に負担をかける動きなのです。

負担をかけるということは、筋肉痛になりやすい状態。

筋肉痛になっている時は一部の筋肉に鈍い痛みが発生している程度ですが、場合によっては患部が熱を持ったり腫れたりすることがあります。

熱や腫れがある時には筋肉痛を通り越して、軽度の肉離れを起こしているでしょう。

状態に応じて患部を温める必要性がある場合がありますが、筋肉痛が発生している間は日常生活に支障が出ることもあるので注意しましょう。

筋肉痛を和らげる方法

筋肉痛がひどいと日常生活にも支障をきたすので、少しでも痛みを和らげる方法があるとありがたいですよね。

ただ、筋肉痛があまりにもひどい時は外傷や肉離れ、線維筋痛症などの状態になっている可能性があります。

筋肉痛は感じるけど、そこまでひどくないという人は病院を受診する必要性はありませんが、あまりにもひどい痛みが続く場合は病院を受診しましょう。

もし何日も筋肉痛の痛みを和らげる方法がありますので、その方法について見ていきましょう。

患部を温める

筋肉痛は筋肉の血流や疲労物質が滞り、酸素不足になることで痛みを発生させます。

つまり、患部を温めて血流を良くすれば疲労物質は流れ、酸素不足が解消されるので筋肉痛も改善されるのです。

しかし、温めることで痛みを感じるときには「温めるのが早かったという」判断で間違いありません。

熱をもっている時に冷やす

激しい運動によって患部が熱を持っている場合は、温めるのではなく冷やすのが効果的です。

これは患部が熱を持っている時のみに行う対処法ですのでご注意ください。

ただし、患部を冷やし続けると血流が悪くなってしまうので、熱が引いたら温めて血流を改善しましょう。

特に運動後に行うと翌日の筋肉痛を軽減、もしくは症状を無くすことも出来ます。

クールダウンでアイシングの必要性はここにあるのです。

出来れば運動後7分以内に行うと、とても効果的というデータがあります。

是非とも行ってみてください☆

アイシングの方法についてはこちらをご覧ください。

アイシングを効果的にする方法、時間と回数、やりすぎない為の注意点

ストレッチや軽い運動を行う

筋肉痛が改善するのは、とにもかくにも血流を良くすることが大切です。

よく昔は「筋肉痛は動くと治る」なんて先輩や指導者に言われた経験はありませんでしょうか?

実はあながち間違いではないのです。

筋肉痛になっている時は運動したから筋肉痛になっていると思い、身体を動かさない方が良いと勘違いしてしまうケースもあります。

ですが、じっとしているだけでは血流が良くなるまで多少なりとも時間がかかるので、逆にストレッチや軽い運動をした方が血流が良くなります。

あくまで軽い運動なので、激しい運動をしないようにしましょう!(^^)!

ストレッチを効果的にする方法はこちら。

間違ったストレッチをしないために、知っておくべきこととは?

まとめ

筋肉痛は病気でもなんでもなく、健康的な身体でも運動を行うことで発生します。

運動不足になっている人ほど筋肉痛になりやすいため、定期的に運動をするのがおすすめです。

筋肉痛になりにくい方法、和らげる方法も簡単なので、もし筋肉痛に悩んでいるなら是非とも実践しましょう。

 

本日もお読みいただきましてありがとうございます☆

 

【関連記事】「肉離れと筋肉痛の違いと対処法のお話」はこちらから!

 


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