立ちっぱなしで足が痛いし、寝れない!原因やその症状、対処法とは。


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立ちっぱなしで足が痛いと、仕事や日常生活に支障をきたす場合があり、「この痛みはどうなるの?」と不安を抱く人も多いのではないでしょうか。

ここでは立ちっぱなしで足が痛い原因や症状、対処法やさまざまな疑問にわかりやすくお答えしていきたいと思います。

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院長:伊藤良太
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立ちっぱなしで足が痛い原因

立ちっぱなしで足が痛い原因について、はじめにふくらはぎと足の裏それぞれを見ていきましょう。

立ちっぱなしで足(ふくらはぎ)が痛い

立ちっぱなしで足(ふくらはぎ)が痛いのは、ふくらはぎの筋肉が動かず静脈に血液や老廃物、毒素が溜まっていくためと考えられます。

ふくらはぎは血液循環を促す役割があり、「第二の心臓」と呼ばれているのですが、ふくらはぎが動かないと血液循環は遅くなり、重力により脚に血液が溜まってしまうのです。

そのため、立ちっぱなしの状態はふくらはぎが運動できないと、新鮮な栄養と酸素は減少し、逆に吸収されるべき老廃物や毒素、心臓へ戻るべき血液やリンパが溜まり、痛みやむくみの原因になってしまいます。

むくみに関してはこちらもご覧ください。

産後の足のむくみ(浮腫)を解消!原因に応じた対処法【7選】をご紹介!

立ちっぱなしで足(の裏)が痛い

立ちっぱなしで足(の裏)が痛いのは、身体全体の体重が足の裏にかかり、強い負荷となってしまうためです。

また立ちっぱなしで足(の裏)が痛いのは、「足底腱膜炎(そくていきんまくえん)」の可能性もあるでしょう。

足底筋膜炎とはかかとの骨の下の部分から足指の付け根の間にある足底筋膜という組織に繰り返し負荷がかかることでかかとの下から指の間に強い痛みが出やすくなります。

足底筋膜炎になると、

などの痛みになることもあり、長時間立ちっぱなしの仕事や硬い地面の上での立ちっぱなしが多い人によく見られる傾向です。

足底筋膜炎について詳しくはこちら。

足底筋膜炎の原因と治らない理由、お勧めのインソールとテーピングの巻き方

立ちっぱなしで足が痛い時の症状

立ちっぱなしで足が痛い時には、主に次のような症状があります。

足の静脈のボコボコとした膨らみや足をつることが多い場合は、立ちっぱなしが原因の「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」の可能性が考えられるかもしれません。

ボコボコがないのに痛みを感じる場合には、むくみや筋肉疲労による症状が最も多いでしょう。

ふくらはぎのマッサージをするとかなり症状も軽減するため、こちらの記事もご覧ください。

筋肉痛への部位別マッサージ方法をご紹介。早期対処で早期回復!

立ちっぱなしで足が痛い時の対処法

ここでは立ちっぱなしで足が痛い時の対処法についてお伝えしていきます。

立ちっぱなしで足の痛みを感じた際は、是非とも行ってみて下さい。

しゃがむ

立ちっぱなしで足の痛みを感じた際は、屈伸運動をするようにしゃがむ→立つ動きを繰り返してみましょう。

しゃがむ動きを繰り返していると、ふくらはぎの筋肉が大きく動かされて筋肉や静脈の内部に溜まったままの血液が流れやすくなり、痛みの緩和や予防にアプローチできます。

どこでも気軽にできる対処法と言えるでしょう。

アキレス腱ストレッチ

アキレス腱のストレッチをすると、立ちっぱなしで滞っていた血流がスムーズに流れるようになり、疲労物質の排出につながります。

またアキレス腱とふくらはぎは密接に関係している部位ですので、アキレス腱を伸ばすと同時に、ふくらはぎも伸びるためふくらはぎの痛みの緩和や疲労の回復にも効果的です。

アキレス腱ストレッチの基本的なやり方、流れを参考にしてみましょう。

ポイントは【気持ちよさを感じながら行う】です。

その理由はこちらの記事をご覧ください。

間違ったストレッチをしないために、知っておくべきこととは?

つま先立ち

立ちっぱなしによる足の痛みを感じた際につま先立ちをすると、下腿三頭筋(かたいさんとうきん)というふくらはぎの筋肉が伸び縮みして、下半身の血流を上半身に運んで痛みの緩和や疲労回復にアプローチできます。

方法も簡単で、その場でかかとを上げて下げるだけの動きです。

10回ほど行うと脚の感覚も変わっていくでしょう。

竹踏み

足裏を刺激し、立ちっぱなしによる痛みの緩和に役立つ竹踏みは、最近ではホームセンターや100円ショップなどでも手軽に購入で表面にツボ刺激に役立つイボがついたタイプも販売されるようになっています。

竹踏みを使うと足裏にある、

をまんべんなく刺激することができ、痛みの緩和や疲労回復にとても有効です。

特に足裏には立ちっぱなしによる痛みや疲労回復に役立つツボが数多く存在しているため、竹踏みは自身でのマッサージをするよりも手軽で、ピンポイントにツボを刺激することができるでしょう


着圧ソックス

立ちっぱなしで足が痛い場合は、ふくらはぎの血液循環に最適な圧をかける着圧ソックスの使用がおすすめです。

着圧ソックスは素材の内部にゲルマニウムやチタンといった成分が織り込まれ、これらの成分は冷えや血行促進、ツボ押しに働きかけて痛みやだるさの緩和につながります。

着圧ソックスには医療用のタイプがあり、足を締め付ける圧力が足首とふくらはぎで異なった設計のため、血液が心臓の方へ絞り出されて痛みやだるさの緩和、予防に役立ちます。

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立ちっぱなしで足が痛いに関する疑問

続いては立ちっぱなしで足が痛い関する疑問にわかりやすくお答えしていきます。

バイトで立ちっぱなしで足が痛いのはなぜ?

バイトの立ちっぱなしで足が痛いのは、これまで立ちっぱなしの経験がなかったために、筋肉疲労による症状と考えて良いでしょう。

またはバイトで支給される靴が合わないことも原因と考えられます。

靴と脚の関係はこちらをご覧ください。

靴と足とインソールのお話。

ただ中には立ちっぱなしにより足の静脈に負担がかかり、血液が上半身に逆流する流れが阻止された下肢静脈瘤の可能性も。

下肢静脈瘤は、

といった特徴で発症しやすい疾患です。

ストレッチや竹踏み、マッサージなどを行っても変化のない場合には、病院を受診しましょう。

立ちっぱなしで足が痛くて寝れないのは病気?

立ちっぱなしで足が痛くて眠れないのは、足の疲労が取れていないことや、「むずむず足症候群」の可能性が考えられるかもしれません。

むずむず足症候群とは、運動機能を潤滑にするドパミンや、この物質を作り出す働きのある鉄が不足していることが原因と言われています。

立ちっぱなしによる足の痛みは、慢性的な運動不足状態となるため、ドパミンや鉄が持つ作用が活きず、睡眠時に足のピリピリした痛み、かゆみやむずむずといった強い不快感が出やすくなってしまうのです。

迷わず病院に行きましょう。

【まとめ】立ちっぱなしで足が痛いについて

本記事では立ちっぱなしで足が痛い原因や症状、対処法について解説してきました。

立ちっぱなしによる足の痛みで仕事や日常生活の支障をきたしてしまわないよう、痛みを感じたらお伝えした対処法を習慣づけながら、早期の治療や施術を受けるようにしましょう。


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