「筋肉つけたり、身体が柔らかいと痛くない」これってホント?


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こんにちは、白石接骨院いとうです☆

本日の内容は『「筋肉つけたり、身体が柔らかいと痛くない」これってホント?』という題名です。

よく聞きませんか?

「筋肉をつけると痛くなくなる」
「身体が柔らかい人は痛くない」

あるあるの話ですよね。

【白石接骨院いとう】独自の視点からお伝えしたいと思います。

院長:伊藤良太
・ブログでは書けない身体の本当のコトを知りたい!
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筋肉をつけると痛くなくなる

よく痛みがあると「筋肉が無いから痛いんだよ~」と素人考えで言いますよね。

肩が痛いと五十肩、腰が痛いとヘルニア…

私の本音はというと、人のことだと思って、余計なことを言って不安を仰がないでほしいものなのですが…”(-“”-)”

余談は置いておいて。。。

極論を言いましょう。

「筋肉がある=痛みがない・なくなる」ではありません。

例を挙げてみましょう。

一番筋肉のある人と言えば、ボディビルダーです。

この方たちの筋肉量には敵いません。

では、ボディビルダーの皆さんは、身体に痛みはないのでしょうか?

答えはNOです。

「そりゃ あんなに重い重量を上げているんだから鍛えている時は痛いでしょ~」

と思いますよね?

こうも考えてみましょう。

鍛えている時に痛みが出るのは、重い重量を上げているから、と考えられますが、日常生活でも痛みが残っている、もしくは感じているのはで何故でしょう。

「筋肉があるから身体が痛くない」とするならば、日常生活では痛みを感じないと思いませんか?

全ては筋肉量ではないということと考えても良いとなるのではないでしょうか。

重い重量を上げているときには、筋肉や関節、軟部組織には強い負荷が加わっているので、その時は何らかの損傷は起きていることでしょう。

いえ、筋肉痛を感じていなくても筋肉は確実に損傷しています。

トレーニング後にも身体に残る痛みは筋肉痛とも考えられますが、同じ個所に痛みが出続けるのは何故でしょうか?

普通に生活しているだけなのに、痛みがある、残るというのは筋肉が痛みのある個所をカバーしきれていない、ということを証明しているものと私は考えます。

もちろん適切な筋肉量と運動量が一致すれば、患部の負担軽減役として筋肉は働き、快適に過ごせるかもしれません。

ですが、「痛いから鍛える」という安易な考えはしない方がよいでしょう。

適切な指導・メニューによって時間をかけていくべきです。

大きな負荷をかけたから早く痛みが消える、というほど身体はうまくできていません。

身体の変化は徐々にすることで、負担もなく良い方向に向かうのです。

焦ることが一番のリスクかもしれません。

身体が柔らかいと痛くない?

前項のボディビルダーと同じような考え方で進めていきましょう。

身体が柔らかいと言えば、新体操選手でしょう。

当地域では新体操が盛んで、男女ともに全国レベルの患者さんが来ています。

男子より女子は身体の柔らかさが求められますが、はたしてその子たちの身体には痛みが無いのか?というと、真逆でいつも痛いところだらけです。

長時間の練習や休みも週に1回ほどなので、いつも身体に負荷をかけているということも考慮しなければなりませんが、来院時にはいつも腰や膝、首に痛みを抱えている傾向があります。

現役を引退した後も、腰痛に悩まされている子もいます。

現役時代に身体を酷使したことによるものでしょう。

その子は、いまだに身体は普通の子より柔らかいのにも関わらずです。

この時点で「身体が柔らかい=痛みがない」ということではないと言えるでしょう。

練習をしていなくても痛みがある子ももちろんいます。

ですが、身体が柔らかいことは、硬いよりあきらかに多くのメリットがあるのも事実です。

大切なのはバランス

普段からストレッチの重要性は患者さんにもお伝えしていて、実践することで身体に滑らかささが生まれ、動きに滑らかさが出ると身体への負担も減るのです。

この過程を考えずに、身体が柔らかいから痛くない、という安易なことに繋がってしまうのでしょう。

身体が柔らかいだけではだめなのです。

柔らかい身体をうまく使えてこそ、痛くない身体を手に入れられるのです。

身体さえ柔らかければ楽になるんだという間違った思考になることで、ストレッチをしたらかえって痛くなった、痛みが強くなった、ということになるのです。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の言葉のごとく、何事も「丁度良い」の範囲でコトは行うべきなのです。

何事も継続することが大切

頑張ってコトをやめてしまったらそこからは落ちていくだけ、何もしなければなおさら、現状より落ちていくだけ。

適当(丁度良く)に行っていくことが、健康や若さの秘訣だと私は考えています。

筋肉をつけすぎてもダメ、柔らかいだけでもダメ。

今の生活に合った筋肉量と、適度に柔らかい身体をキープし続けられるルーティンを作ることが最も大切です。

一日だけ動いても全く意味がなく、かえって身体を痛めるだけで何も残りません。

やり損です(+o+)

身体が柔らかくなるストレッチのタイミングここだ!

歩く時間を作る、運動する時間を確保する、そして動いて身体が温まった状態でストレッチするだけで、自然に負担なく身体は柔らかくなるのです。

身体も温まっていないのに突然ストレッチをすると、負担となる場合も大いにあります。

身体が十分に温まった時には、少し負荷(勢い)をかけてストレッチをしても筋肉や関節などを痛めることも少なくなります。

この時は一番身体が柔らかくなるタイミングなのです。

その時の逃してはなりません(=゚ω゚)ノ

少しだけ負荷をかけてストレッチをしてみましょう!

続けることで、いつの間にか以前とは違う身体の柔らかさに気づくことでしょう☆

何事も「継続」です。

飛び級を望まないことです。

《地道》が一番の近道なのです。

出来る範囲と時間で是非とも続けてみてくださいね!

 

本日もお読みいただきましてありがとうございます☆

 

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