車を運転すると腰が痛い…。ひそかに腰に負担をかけていることとは?


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こんにちは、白石接骨院いとうです☆

本日は「車を運転すると腰が痛い…。ひそかに腰に負担をかけていることとは?」という内容になります。

車を運転していると腰が痛い、なんてことはありませんか?

実は運転中、知らずに腰に負担をかけていることがあるんです。

では、その負担とは…?

院長:伊藤良太
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運転中の姿勢

車の座席はブレーキをかけた時に、下半身が前にいかないように座面のお尻部分が少し沈んでいます。

この姿勢が腰には良くないのです。

参考記事:ソファーと腰の関係。そして痛みを感じない為に出来るコト…

セダン・スポーツタイプの車ではなおさらです。

腰のことだけを考えると、軽トラックが一番腰にやさしい姿勢なのですが、軽トラックで通勤というのも利便性もよくないですし、時間的なものでも制約を受けてしまいます。

となると、今ある環境で何とか工夫するしかありません。

ではどのようにすれば良いのでしょうか?

座っていて腰に症状を感じるとき

お尻が沈んでいるのが腰への負担となるので、

・座面を平行になるように上げる

・お尻に硬めの座布団、もしくはクッションを敷く

座面を上げたり、何かを敷くことでお尻と膝のラインが真っ直ぐになり、沈みをなくし腰への負担を軽減してくれます。

ですが、スピードを出しての急ブレーキには注意です!

お尻による引っ掛かりがなくなるので、ブレーキの時に身体が前へ流れるので気をつけてください!

腰を曲げないために

ソファーに座るように腰が曲がると負担になるのですから、小さめのクッションを腰とシートの間に挟むことも有効です。

こうすることで背骨の「反り」が保たれ、腰の筋肉が過剰に緊張することを防いでくれます。

ただし、シートを後ろに倒し過ぎるとお尻の沈みと腰の反りを招いてしまいますので、出来るだけ立ててシートに座ることが望ましでしょう。

ペダルを踏む足はどうなっている?

さて、座っている姿勢と腰の関係は解決しました。

このほかにもまだ腰に負担をかけてしまっている姿勢(状態)があるのです。

女性に特に多い状態です。

ペダルを踏む足のかかとは宙に浮いていませんか?

 

この動作を繰り返すことで、腹筋を繰り返すのと同じような負担を腰にかけているのです。

関連記事:腰痛は腹筋を鍛える必要がないと現場で感じる理由とは!?

あおむけで片足を上げてから下してみましょう。

腹筋はもちろん、腰にも何か感じませんか?

股関節の中を通っている筋肉が腰の骨を引っ張るために、痛みや重み、違和感などの症状を感じるのです。

この動作をアクセルとブレーキの度にしているということは、その度に腰に負担をかけているということなのです。

そのための改善策としては、かかとが浮かないように少し高さをつけることで対応できます。

ペダルの下に挟まってしまわないように十分注意、工夫してくださいネ!

リラックスしているつもりでも…

腰に何かしらの症状を抱えている場合、いえ、抱えていなくても運転中に限らず体は緊張をしているのです。

では実際に感じていただきたいと思います。

何かの作業中、意識をふとあなたの身体に向けてみましょう。

そして、呼吸をはくと同時に身体の力を抜いてみます。

すると肩や背中、お腹と腰に力が入ってるのを感じることでしょう。

身体は無意識にバランスをとっていて、自然と楽に動きやすいようにしてくれているんです。

この無意識のバランスなくしては姿勢の維持も出来ませんし、姿勢の為に意識が必要となると何かに集中することも出来なくなるのです。

人の身体はうまく作られているのもだと思いませんか(=゚ω゚)ノ

ですが、この無意識のバランスの維持が残念ながら腰への負担をなるのです。

では出来るコトは何があるのでしょうか。

それは「意識をもって身体の力を抜いてあげる」のです。

たとえば信号待ちのときです。

人の意識は二つのことを同時には向けられません。

運転中に身体に意識を向けるということは、運転への意識が薄れるということですので大変危険です。

きちんと向き合えるタイミングで身体をリラックスしてみてください。

すると、思ったよりも力が入っていることに気づくでしょう。

かなりの脱力感と、姿勢の崩れを感じることと思います。

脱力と緊張により、筋肉へも適度な刺激となり、緊張一辺倒だった腰回りの筋肉にはちょうど良いストレッチ効果をもたらすのです。

これは運転中に限らず、デスクワーク、立ち仕事でも同様です。

ふとした時に緊張を解いてあげて、程よい脱力と緊張を味わってください☆

まとめ

いかがでしょうか。

運転中の腰の痛みは細かくみるといろいろな要因があるのがお分かりかと思います。

車のシートと腰の関係、身体を自然に維持するための作用が腰を痛めてしまうこと。

一番はシートを倒し過ぎないことが腹筋への負担を減らし、腰への負担を減らすことに繋がるのです。

シートの倒し過ぎにはご注意です☆

そして、腰が弱い方はセダンタイプの車を選ばないことも腰痛からおさらば出来る一つの方法ということも知っていていただければと思います☆

本日もお読みいただきましてありがとうございます☆

 

関連記事:ぎっくり腰を放置したり、腰痛を我慢し続けるとどうなるのか?

 


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