マスクの中で口呼吸になっていませんか?今すぐ口呼吸をやめた方がいい理由


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こんにちは、白石接骨院いとうです☆

本日は「マスクの中で口呼吸になっていませんか?今すぐ口呼吸をやめた方がいい理由」という内容になります。

今の騒動でマスクをつけて何か月経つでしょうか。

風邪予防や花粉症の方は年末や年明けからつけている方もいるでしょう。

長くマスクをつけていると気づかないうちに口呼吸になっていませんか?

マスク装着時は良いですが、取った時にも続くようならすぐに改善した方が良いでしょう。

その理由と改善方法をお伝えしますね!

院長:伊藤良太
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口呼吸が良くない理由

口の中が乾燥する

口の中が乾燥することで《虫歯や歯周病》になりやすくなります。

唾液の機能は口の中を常に潤し、虫歯菌の増殖を防いでいるのですが、唾液が不足し口の中が乾燥することで菌の増殖が起きてしまい、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。

虫歯や歯周病になりにくい人は唾液の分泌が多いのです。

虫歯菌は酸性の環境で活動が活発になるのですが、唾液により口の中を酸性から中性にするので虫歯菌の活動抑制に繋がるのです。

口内の環境を一定に保つことでも、口呼吸による乾燥は防ぐべきなのです。

口臭の原因

口臭の原因も口呼吸による乾燥によるものです。

唾液量が減る→口の中が乾燥する→口の中がネバネバする

この条件が揃うと菌の増殖により口臭がキツくなります。

口臭が臭うのはかなりのイメージダウンになりますので、すぐに改善したいですよね”(-“”-)”

歯並びが悪くなる

「えっ?」ですよね。

口呼吸になることで、口の周りの筋肉が衰えていきます。

筋肉の衰えにより、これまで上下のあご同士で適切に圧が加わっていたのが弱くなります。

同時に、飲み込みの際に無意識に前歯を舌で押すことにより前歯が前に出る「出っ歯」にもなります。

我が子は現在、マウスピース型の矯正をしていますが、始めた当初は姿勢と呼吸の練習からでした。

呼吸もやや口呼吸気味でした。

姿勢がいいと口呼吸が改善され、口呼吸になると姿勢も悪くなるという、口呼吸と姿勢はとても強い関係性をもっています。

今では姿勢も良くなり、呼吸も口を開けなくなりました。

姿勢と呼吸から歯並びを改善するというもの研究の賜物ですよね!

体調を崩しやすい

空気中にはいろいろなものが浮遊していて、その浮遊しているものを人は呼吸と一緒に吸っています。

その中にある菌やウィルスを吸うことにより気管を通して肺にまで到達してしまいます。

鼻と比べるとかなり直接的に体内に入ってしまうことで、体調を崩しやすくなるのです。

老化を早める

口呼吸による口周辺の筋肉の使い方が変わります。

口周辺の筋肉の衰えにより

・二重あご
・いびき
・いびきが誘発し睡眠時無呼吸へ

となってしまうことも。

ただ口で呼吸しているだけなのに…

私も正直このように考えていました。

ですが、口呼吸の怖さはこれだけではありません。

唇が荒れる

呼吸の度に口周辺の湿度が奪われ、唇の肌荒れにも繋がります。

リップを塗っても改善しないのは、実は口呼吸が原因かもしれません…

咀嚼機能の低下

口の筋力低下により咀嚼の時に口が閉じきらなくなるため、音をたてて食べるためにマナーの低下にも繋がります。

親としては絶対にさせたくないマナーの一つですよね。

 

口呼吸により良くないことがいろいろあることを知っていただけたでしょうか?

そして、日常的にも不具合をもたらすことにも驚かれたかと思います。

次は「鼻呼吸にすることがなぜ良いのか?」になります。

鼻呼吸が口呼吸よりなぜ良いのか?

鼻の機能は

・加湿機能
・空気清浄器
・エアコン

の役割を担っています。

それぞれみていきましょう。

加湿機能

鼻水は絶えず出ていて、一日に約1リットル分泌されているのです。

その鼻水のある鼻の中を空気が通ることで、体内に取り込まれる空気が加湿され菌やウィルスの活動を弱めることとなります。

菌やウィルスの活動が弱まれば、体調を崩す機会も減る、ということになるのです。

空気清浄機

鼻毛が空気清浄器の役割を担います。

鼻毛や鼻の粘膜は、空気中のほこりやごみ、菌やウィルスなどを吸着し侵入を防いでいます。

この機能によって、気管や肺に至る空気はきれいになり、病気になる危険性を低くしてくれています。

汚い空気の中で過ごした後、鼻をかんだ時に黒い粘膜など出てきたことがあるかと思います。

それが空気中のほこりやごみなのです。

もし、鼻の中の機能がないと…となると気管や肺も同じように次第に汚れてしまうのです。

毛の抜き過ぎには注意ですね(´゚д゚`)

エアコン

冬の寒いなか、息を吸うと鼻が冷たくなりますよね。

でも、のどや肺が冷たく感じることはないかと思います。

鼻呼吸により、息を吸って鼻の中で空気が通るときには温められていて、その温度は36度前後までになるのです。

感覚としては一瞬くらいの短い時間でも、36度まで温められるなんて驚きですよね。

もし、口呼吸で空気を吸って、肺まで冷たい空気が入ってしまうと肺の免疫力が低下し、病気になる危険性が高くなってしまいます。

上手く身体は作られているものだと感心しますよね(゚Д゚)ノ

口呼吸から鼻呼吸にするには!?

あいうべ体操

一番推奨されているのが「あいうべ体操」です。

声には出さず、口の形を「あ~い~う~べ~」にするだけです。

一日30回ほど毎日行うことで一か月後には、鼻呼吸に改善することでしょう。

時間も一日に1分程ですので、毎日行ってみましょう!

ある学校ではあいうべ体操を行ったことで、冬にインフルエンザになる子供が9割も減った、というデータがあります。

鼻呼吸は本当に大切ですね!

口にテープを張る

原始的ですが、あいうべ体操と並行して行うと効果絶大です。

夜寝ている時にも口が開くときには、同じようにテープを張って寝るといいです。

最初のうちは慣れないので、知らない間に剥がしてしまいますが、慣れてくると朝まで剥がれずにくっ付くようになります。

今では、寝る用のテープもあるので合うものを探してみてください☆

睡眠時無呼吸症候群の場合

病院に行きましょう。

きちんと診察を受け、必要なら機械を装着して寝ることになるでしょう。

まとめ

鼻呼吸を侮ることなかれ、ですね!

子供から大人まで広い年代で多い口呼吸ですが、きちんと毎日口周辺の筋肉に刺激をいれることで改善されるものです。

たった一ヶ月ですので、行ってみてください!(^^)!

 

本日もお読みいただきましてありがとうございます☆

 

【関連記事】「睡眠不足によって起こる影響と解消方法とは?」はこちら☆

 


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