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公開日:2020年12月25日
最終更新日:2021年5月13日

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「ある角度まで上げると肩が痛い、でも肩は上げられる」なんてことはありませんか?

もしくは、お子さんはそのような症状を抱えながら練習はしていませんか?

そのような症状を抱えているのでしたら、すぐに練習はやめた方がいいかもしれません。

もしかするとそれは「インピンジメント症候群」かもしれません。

この記事ではインピンジメント症候群の原因と診断や治療法、対処法を詳しく解説いたします。

長い期間の練習や試合の離脱を防ぐためにも是非ともお読みください。

院長:伊藤良太

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インピンジメント症候群とは

インピンジメント症候群とは下記になります。

上腕を外転する課程で、上腕骨と肩峰の間に腱板の一部や肩峰下滑液包などが挟み込まれ、繰り返して刺激が加わると滑液包に浮腫や出血が起こります。安静にするとこの変化は正常に戻り症状は軽快しますが、動作の反復によっては症状の再燃を繰り返して慢性化します。進行すれば、時に腱板の部分断裂となったり、肩峰下に骨の棘ができたりして痛みがなかなかとれなくなることもあります。

インピンジメント症候群:順天堂大学医学部付属順天堂医院

衝突を英語でインピンジメントいい、ローテーターカフという組織が肩の中で衝突してしまい症状を感じるようになるのです。

ローテーターカフとは、肩の自然な動きをサポートしていて、腕の骨と肩を繋いでいる筋肉と腱の集合体のことを指します。

インピンジメント症候群は野球やバレー、水泳など肩を使っての投球動作や、それに近い動きを行うスポーツで発症するケースが多いです。

水泳選手は水泳肩、野球選手では野球肩と呼ばれていたりします。

インピンジメント症候群のテスト方法と症状

インピンジメント症候群のテスト方法と症状をご紹介いたします。

インピンジメント症候群を一人で、または医療機関以外で判断する方法としては、

  • 腕を真横に上げる
  • ホーキンステスト

が挙げられます。

それぞれこの方法で片側ずつテストを行ってみましょう。

1の腕を真横に上げる動作とは通常、肩に何も症状がない場合には、自然に頭上まで上がります。

ですがインピンジメント症候群の可能性がある肩は、腕を持ち上げた角度が60度から120度の範囲で痛みを感じたりコツコツと音が出るでしょう。

60度から120度の範囲で痛みや音がするのは、肩峰の衝突が起きているということです。

120度よりも高く腕を上げた場合は衝突がなくなるため、痛みを感じなくなります。

すでにこのテストを行なって痛みを感じる方は、インピンジメント症候群と分かりやすいですが、痛みや違和感は一切なく、コツコツ音だけがする方もいるかと思います。

そういった方はもしかすると今後、衝突している箇所が炎症を起こして痛みが出る可能性があるので、経過の観察が必要でしょう。

2のホーキンステストとは、肩を横にあげ、肘を90に曲げます。

この状態で肩の位置は変えずに肘から先を床に並行にします。

横から見るとこのような動きになります。

この姿勢になると肩に痛みや音がある場合にはインピンジメント症候群の疑いがありますので、ご紹介した2つのテスト方法で異常があった場合には診察や検査を受けるべきです。

【早期の回復は的確な診断と見立てから】です。

信頼できる先生にみてもらいましょう。

インピンジメント症候群のリハビリと運動療法

インピンジメント症候群のリハビリと運動療法を紹介します。

症状が軽い場合はご紹介するリハビリと運動療法にて改善する可能性がありますが、動作に支障をきたすほどの違和感や痛みがすでにある方は無理をしない範囲で行ってください。

リハビリ方法

リハビリでは肩甲骨周辺のストレッチで柔軟性を向上し、チューブやタオル、手のよる抵抗を活用した肩の内側にあるインナーマッスルという筋肉の強化により、筋力不足によるインピンジメント症候群の可能性を減らしていきます。

リハビリ期間はインナーマッスルの強化に重点を置いて、ウエイトやマシンを用いた外側に筋肉であるアウターマッスルのトレーニングは行いません。

自体重でのトレーニングもなるべく行わない方向をオススメします。

期間は長いと2ヶ月ほどの期間を要することでしょう。

運動療法

運動療法は動作に支障がない場合に限り行ってください。

運動療法の目的は、インナーマッスルの強化とアウターマッスルの強化の両方を行います。

インナーマッスルのトレーニングでは基礎筋力の強化には効果がありますが、再発しない強い身体を作る効果はそれほど高くありません。

簡単なマシンを使って上半身だけでなく下半身も、また全身の連動性を高めるトレニングも行うと良いでしょう。

筋力へのアプローチ方法

インナーマッスルへのアプローチ方法はこちらをご覧ください。

ルーズショルダーって何?原因と症状、筋トレやテーピングを詳しく解説!

インピンジメント症候群で手術になるケース

動作に支障をきたすほど症状が強く、安静にしても良くならない場合は手術が必要かもしれません。

手術が適応になるケースは、完全に投球動作や肩を使う運動を行わなわずに1ヶ月ほど安静にし、その後2ヶ月ほどリハビリを行っても良くならない、良くなる兆候が見られない場合です。

手術では鏡視下肩峰下除圧術(きょうしかけんぽうかじょあつじゅつ)という方法で行い、時間はおよそ30分ほどで終了します。

鏡視下肩峰下除圧術は

  • 1センチ程度の穴を3〜4個なので傷が小さい
  • 傷が小さいのですぐにリハビリを開始できる
  • 傷が目立たない
  • 余計な組織まで傷つけない
  • 復帰率も高い

などのメリットが多く、入院期間も9日前後となっています。

多くのスポーツ選手が復帰している実績も大きなメリットです。

インピンジメント症候群のストレッチ方法

インピンジメント症候群の方は背中から腕に付く広背筋(こうはいきん)や棘下筋(きょくかきん)や小円筋(しょうえんきん)の柔軟性が不足している可能性が高いので、重点的にストレッチすると良い結果となります。

ストレッチ方法をご紹介いたします。

広背筋のストレッチ方法

広背筋のストレッチ方法をご紹介します。

※右肩がストレッチする側になりますのでご注意ください。

1:壁に対して一歩分離れて立つ

2:左肩の正面に右手を壁につける

3:左肩を右手の下にいれる

4:気持ち良さを感じる間行う

少しポイントがありまして、3の時に少しお尻を右斜め方向(赤矢印)に突き出すとさらに広背筋が伸びます。

緑のライン沿いに伸びを感じていれば成功と判断してください。

気持ち良さがなくなったら一度終わります。

10秒ほどおいて再び行って気持ち良さがあれば同じように行いますが、気持ち良さがなければ終了です。

棘下筋と小円筋のストレッチ方法

次は棘下筋と小円筋のストレッチは一つの方法で伸ばすことができます。

それぞれの筋肉だけを伸ばすのは難しいので、この方法にて行ってみてください。

  1. 手の甲を腰に当てる
  2. 左手で肘をもつ
  3. 左手で肘を内側に入れる
  4. 気持ち良さを感じる間行う

4の時に肩に不安感や痛みがある時には加減をして行いましょう。

横から見るとこのような姿勢になります。

動く範囲が狭くても気持ち良さがあれば十分です。

焦らずに行いましょう。

インピンジメント症候群の治療方法

インピンジメント症候群の治療方法には保存療法と手術治療の2種類があり、保存療法では安静にして疲労の回復を促し、肩甲骨周辺のインナーマッスルの強化、筋力トレーニング、柔軟性の向上やケアが必要です。

インピンジメント症候群のテストを行って違和感が少しでもある場合は、保存療法で十分改善します。

症状が重くなるまで運動を続けると保存療法だけでは改善できなくなる可能性があるので、何かしらの違和感や症状がある場合には運動をすぐに中止しましょう。

指導者の方はいつもとは違う選手の動きや様子がありましたら、無理をさせないよう指導と対話をしていただければと思います。

インピンジメント症候群の原因とは

インピンジメント症候群の原因は筋力や柔軟性の不足も原因として考えられますが、肩の使いすぎが一番の原因と考えられてます。

肩の使い過ぎが原因と考えるのは、疲労により柔軟性の低下や滑らかな動作の欠如により無理な動作を招き、筋肉が硬くなることで肩関節内に圧迫力が加わって組織同士の摩擦が生じるのです。

疲労や無理な動作による投球動作や、長時間の水泳などにより肩峰下滑液包(けんぽうかかつえきほう)や肩峰(けんぽう)に摩擦による炎症を起こしてしまいます。

肩の内部は筋肉や腱、靭帯や関節、滑液液などが相互に関係してスムーズな動きになっていますので、筋肉の硬さからくる圧迫力と摩擦を出来るだけ少なくするケアやストレッチは必ず行いましょう。

インピンジメント症候群は治る

インピンジメント症候群はリハビリや手術で治るケースがほとんどです。

一度症状が発症してしまうと、腕を上げるだけで痛みや違和感を感じ、投球動作や肩を動かす動作はもちろん、日常生活の中でも痛みを感じるようになります。

「もう治らないのでは…」と不安になるかもしれませんが、原因を解明してアプローチをすれば再びスポーツを行えるようになります。

症状に対してきちんとした診断と、それに対しての治療や施術、アプローチを的確に行うと以前のように動けるようになるでしょう。

インピンジメント症候群と五十肩の違い

インピンジメント症候群は、腕を上げにくくなる症状から五十肩と勘違いされる方が多いです。

しかし、実際には全くの別物で、全く挙上できなくなってしまう五十肩と比べて、インピンジメント症候群は60度〜120度の範囲で動かしずらくなったり痛みを感じるものの、120度を超えると問題なく動かすことができるという特徴があります。

他にもインピンジメント症候群はインナーマッスルの強化などのリハビリによって、症状が回復しやすいのも大きな違いです。

五十肩になると動かさなくても痛みを感じたりしますが、インピンジメント症候群は違和感があっても動かすことはできるほどの軽い症状の方もいます。

これは衝突を起こしている箇所の炎症の度合いによって変わってきます。

自己判断はせずに先生の判断を仰ぎましょう。

インピンジメント症候群を予防するには

インピンジメント症候群を予防するには、

  • 成長、身体にあった運動量の調節
  • 疲労労をためないケア
  • 無理のない身体の使い方

そして、足りない筋力や柔軟性の強化が必要になります。

一番は選手が感じている身体の状態を見過ごさず、指導者と身体の状態を共有することです。

「練習を休むと試合に出られない」という思いがあると選手は無理をしてしまう傾向にあります。

痛みなどの不具合を抱えながらの練習は質の低下だけでなく、故障の範囲を広げてしまいますので決して無理を押しての練習だけは避けましょう。

院長:伊藤良太
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仙南 白石接骨院いとう(院長:伊藤良太)
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