片頭痛の対処法オススメ4選!一瞬で治す方法はあるのか!?


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ズキンズキンと脈打つような痛みが特徴の片頭痛は、繰り返し起こることも多く、日常生活の支障になってしまい、中には学校や仕事にもいけないくらいひどい方も

この記事では「片頭痛がなぜ起こるのか、原因や要因とそれに合わせた対処法・予防策、そして一瞬で治す方法はあるのか?」をまとめてお伝えします。

院長:伊藤良太
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片頭痛とは

片頭痛とは、

前兆の有無と種類により「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」などに細分類されています。疑い例を含めると、年間有病率は8.4%と推定され、かなり患者数が多い疾患です。また、片頭痛は女性に多いのも特徴です。
片頭痛:日本神経学会

症状としても、

  • ズキンズキンと拍動するような強い痛みが頭の片側または両側に生じる
  • 強い光や音に対して刺激を感じると頭の痛みが起こりやすくなる

という特徴があり、痛みの強さによっては日常生活にも大きな支障をきたす頭痛と言われています。

日本では1年間でおよそ840万人が片頭痛に悩まされている・日常生活に支障をきたしているというデータがあり、現代病のひとつです。

片頭痛は男女の性別や年代、体質にかかわらず起こり得る頭痛ですが、特に男性よりも女性の方が約4倍と多く、20~40代の働き盛りの人に多いと言われています。

片頭痛を和らげる対処法【4選】

片頭痛を和らげる対処法を知っていただき、仕事・プライベートの時間ともに安心・充実して過ごすために、ここでは4つの対処法をまとめてみました。

繰り返し起こるつらい片頭痛に悩む人は、これからお伝えする対処法を是非とも試してみてください。

冷やすor温める

片頭痛は頭の内部に細かに張り巡らされている血管が過度に拡張し、それが神経を圧迫することで脈打つような痛みを発すると考えられています。

そのため片頭痛を感じた場合は、過度に拡張した血管を収縮させるため、冷たいタオルや氷枕などで頭を冷やすことがオススメです。

温めることが良いケースは緊張型頭痛の場合で、

緊張型頭痛は

  • 無理な姿勢を長時間続けている
  • スマートフォンやパソコンの長時間使用
  • 眼精疲労
  • 倦怠感

などが原因で生じる頭痛のことを言い、頭全体がギューッとしめつけられるような痛みがダラダラと長く続きます。

片頭痛と緊張型頭痛は原因・痛みのレベルに違いがあるので、状態に応じて冷やすor温めるようにしましょう。

片頭痛を冷やす、緊張型頭痛で温める場合は、光や音の刺激から神経を守るために、静かで暗い場所で休むことが理想的です。

片頭痛が気になってもガマンしたり、薬を服用することに抵抗がある人も多いのではないでしょうか?

片頭痛のツラい痛みを緩和するためには、薬を服用することで他の対処法よりも早い効果が期待できます。

片頭痛の薬は、正しい用法・容量・服用のタイミングを守っていれば、重大な副作用が起こる心配はないと言われています。

片頭痛の薬に使用されることが多い成分とそれぞれの特徴を参考にしてみましょう。

  • 頭痛の原因となるプロスタグランジンの発生を抑える「ロキソプロフェン」
  • 市販の頭痛薬に使われることが多く、痛みや炎症を鎮める「イブプロフェン」
  • 子どもや高齢者など、デリケートな世代にも使用でき、末梢血管の拡張を抑える「アセトアミノフェン」※頭痛薬はその成分にかかわらず、胃腸の刺激になることもあるため、服用時は、できるだけ食後に服用する
  • 食後が難しい場合は多めの水や白湯で服用する

ことがおすすめです。

自分にあった薬を見つけると、精神的安定にも繋がります。

なんとなく薬に対して抵抗がある場合には、薬剤師さんに相談するのもよいでしょう。

ツボ

片頭痛の痛みを緩和するオススメのツボをまとめてみましたので、家事や仕事の合間にぜひ試してみてくださいね。
※ツボ押しは「痛気持ちいい」と感じる程度の強さで押すこと、空腹時や食後の場合は20分程度経ってから行いましょう。

ヒジを曲げた際にできる横のシワから手首に向かって指3本分のところにある「手三里(てさんり)」

人差し指と親指の骨が合わさっている部分から人差し指側にある「合谷(ごうこく)」

くるぶしの外側とアキレス腱の間にあるくぼみの「崑崙(こんろん)」

くれぐれも押しすぎには注意してくださいね。

食べ物や飲み物

片頭痛を和らげるために良い食べ物は、

  • マグネシウムを多く含む食材:海藻類や大豆製品、ナッツ類など
  • ビタミンB2を多く含む食材:魚や魚介類、牛乳やヨーグルト、卵黄など

がオススメです。

また、血管収縮作用のあるカフェインを含むコーヒーや紅茶、緑茶などの飲み物を1日1~3杯程度摂取することも良いでしょう。

片頭痛がひどい時には

片頭痛がひどい時には、重篤な病気が潜んでいる可能性も否定できません。

いつもとは違う頭痛だったり、症状があまりにも強い時には決して自己判断をせず、内科や神経内科、脳神経外科などで早めに診察を受けるようにしましょう。

片頭痛を一瞬で治す方法はあるのか?

では片頭痛を一瞬で治す方法はあるのでしょうか?

誰もが知りたいことかと思いますので、当院で実際に行っている方法をお伝えします。

1:両手で写真と同じ形を作る

2:両手をこめかみくらいの高さで頭を締める

3:3のまま口と目を思いっきり開ける
※衝撃写真で申し訳ありません。

4:数秒キープして、症状が弱くなったり、感じなくなったら手を離す

不思議のものでこれだけでも頭痛の症状は楽になり、場合によってはなくなります。

両手を少し上に上げながら締めるのがポイントです。

何度繰り返しても問題ありませんので、タイミングと場所を選んで行ってください。

片頭痛の原因と考えられる要因

片頭痛の原因は、すべての要因が明らかにされておらず、対処療法になっているのが現状です

おそらく原因と考えられているのが、

  • 気候や気圧の変化
  • 人ごみなどの環境の変化
  • ストレス
  • 飲酒
  • 生理などの女性ホルモンの乱れ

などがきっかけになり、脳の血管が拡張して神経を圧迫し、強く鈍い痛みが繰り返されると言われています。

精神的なストレスや疲労は特に、三叉神経(さんさしんけい)が過度に刺激されるため、そこから炎症物質が出されて拍動する痛みにつながるとも考えられています。

片頭痛の特徴と症状

片頭痛には発作的に強い頭痛が生じ、その痛みが数時間~2、3日続くことが特徴となっています。

片頭痛の前触れには、目が光の刺激を受けてチカチカし、不自然に軽すぎるギザギザの光が見えることもあります。

のちに頭の片側・両側に、心臓がドクドクと脈打つような痛みが現れ、吐き気や嘔吐を伴うのです。

片頭痛は、この痛みが生じている際に、ちょっとでも体を動かしたり頭の位置を変えるだけでも痛みが強くなることも典型的な片頭痛の症状でしょう。

片頭痛にならないためにできること【まとめ】

つらい片頭痛を未然に予防するためには、

  • 日常生活:寝過ぎや寝不足を避け、バランスのよい睡眠時間を確保する
  • メンタルケア:ストレスを溜めず、疲れたら休息をし、趣味やスポーツを楽しむ時間を多く持つ
  • 食生活:偏頭痛の原因になりやすいチーズやワインを避け、ミネラルをたっぷりと補う

ことが重要なポイントになります。

片頭痛の正しい対処法・予防策を理解して、快適な毎日を過ごしてください。


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